「お待たせいたしました、お待たせし過ぎたかもしれません」

Mリーグ第10節 10/19(火)の感想とかです。

Mリーグ2021シーズン 第10節』10/19(火)

  • 第1試合
    1. サクラナイツ(堀)
    2. 風林火山(勝又)
    3. アベマズ(白鳥)
    4. 雷電(黒沢)
  • 第2試合
    1. 風林火山(勝又)
    2. アベマズ(松本)
    3. サクラナイツ(堀)
    4. 雷電(本田)

雷電、痛恨の連続ラス……

目下絶好調と思われた雷電が、まさかの連続ラス。今シーズン初の「チーム連敗」を記録しました。個人連敗小林が6節、9節で記録)

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雷電にとって非常に苦しい一日となったこの日の試合。

第1試合、黒沢はガマンを強いられる展開続きで、気づいた時には4着目のままゲームセット。

第2試合、本田は「いざ勝負!」と切った牌が放銃になった場面が3回もありました。そしてそのどれもが高打点でした。まさに災難です。

「落ちる時は一気に落ちる」

Mリーグに潜む魔物の毒牙にかかり、瞬く間に低迷したチームを幾度となく見てきました。

雷電は早くも、その被害者になってしまうのでしょうか。

 

おい、本田。トイレに行くときはマイクのミュート確認ちゃんとしろよ。

 

軍師・勝又、疾風怒涛の連続連対!

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昨シーズン優勝の立役者、勝又がようやくMリーグの舞台に姿を見せました。

第1試合のアナウンスで「お待たせし過ぎたかもしれません」と紹介された選手は、開幕から10日目でようやく初登板を迎えた風林火山・勝又。

松ヶ瀬風林火山の最新兵器なら、この男はいわば最終兵器でしょう。

Mリーグ2021シーズン自身初戦となる第1試合を2着でフィニッシュすると、続く第2試合にも連続で登板。

高打点の応酬となった第2試合を「アガリ:3回、放銃:0回」の完璧な立ち回りで制し、見事に連続連対初トップを決めました。

インタビューでは「思い切ってリーチを打った結果、運よくトップが取れた。」と息を吐いた勝又ですが、『出てよし、引いてよし、捌いてよし』という圧倒的な勝負感覚の鋭さをまざまざと見せつけられると、思わずため息が出てしまいます。

リーサル・ウェポン”勝又が合流した「赤き常勝軍団」に、もはや死角はありません。

 

次戦の展望【第11節 10/21(木)】

第11節の対戦カードは、

【ドリブンズ-アベマズ-雷電-パイレーツ】

注目ポイントは、「足踏みするエースたち」です。

各チーム主軸の選手たちが、いまだに「重い腰があがらない」状態が続いています。

ドリブンズ・村上

アベマズ・多井

パイレーツ・小林

この3選手の個人スコアと順位を昨季と今季で見比べてみましょう。

  • 村上
    • 2020:8位(122.9pt)
    • 2021:32位(-177.6pt)
  • 多井
    • 2020:6位(234.4pt)
    • 2021:26位(-47.8pt)
  • 小林
    • 2020:3位(337.5pt)
    • 2021:31位(-107.1pt)

「今シーズン開幕してまだ10日足らずなのに、気が早すぎる」

「デキの良し悪しはレギュラーシーズン終了した時に判断するべき」

その通りです。

シーズン全体を見越した、いわゆる「トータルで考えて打つ」というのは、選手自身が一番考えていることでしょう。

ただ、そこに我々サポーターが「最終的に勝ち越せばいいだけの話」を理解した前提で意見を述べてもシラけるだけです。

だったら時期尚早とはいえ、目の前で起きてる結果に一喜一憂した方が楽しくないですか!?

「多井が負けてる…今季のアベマズはヤバイんじゃないの…?」

「コバゴーがまつかよにインタビューされてる!超新鮮w」

「村上がボロ雑巾みたいで見てらんない。さぁ、まるこを出せ!!」

 

選手に寄り添う姿勢でいるのはチーム関係者と渋川難波だけで十分だと思います。

わかったらいつも通りクソ負けてるファイトクラブの文句言いながら、俺と一緒にMリーグ楽しもうぜ。

 

【文中敬称略】