「ウイニング水飲み」
Mリーグ第12節 10/22(金)の感想とかです。
『Mリーグ2021シーズン 第12節』10/22(金)
【第1試合】伊達、待望のMリーグ初トップ!
ファイトクラブ・伊達が、流局数わずか1局の乱打線を「放銃:0」で切り抜け、待望のMリーグ初トップを掴みました。
この日のハイライトは何といっても南3局。
その数順後、
ツモ5萬。からの…
まさかの北切り。
5萬を危険と見るやいなや、あっさり役満テンパイを崩してオリを選択しました。
「ウソだろおおぉぉぉ!!!…役満ですよ!?四暗刻テンパイですよ、土田さん!!」
今にも実況・日吉辰哉の声が聞こえてきそうなほど、衝撃かつ冷静な一打。
その時の詳しい思考は、伊達自身のYouTubeチャンネルで語られています。
youtu.be(南3局1本場:48:46〜)
また、解説の渋川は伊達の選択を次のように評しています。
この5萬で放銃したからといって、誰も責めないじゃないですか。
だけど5萬でオリた後に四暗刻ツモり逃したら、今後100年は(「なにやってんだよ」と)言われるじゃないですか。
だから、これは勇気の選択だった。
(引用:渋川式 麻雀通信【第8回】Mリーグ解説者が語る!ココが凄いよMリーグ!【ファイトクラブ連勝】より)
この渋川の言葉を聞いて、「5萬切らず」は本当に見事な選択だったと理解した瞬間、目頭が熱くなりました。
対局を見るたびに視聴者の胸を踊らせてくれる選手、伊達朱里紗。
次はどのようにして我々ファイトクラブサポーターを魅了してくれるのでしょうか。
「ウイニング水飲み」も合わせて楽しみです。
【第2試合】高宮、猛追をかわしトップで生還!
第1試合の伊達に続いて、ファイトクラブ・高宮が今季初トップを獲得。「女子リレー」作戦が功を奏し、低迷するチームに値千金となる2連勝を持ち帰りました。
- 勝又の強烈なダマテン
- メンホン・チートイ・ドラドラ
- 高宮の強気な姿勢
- 「千両役者」近藤
- 僥倖の頭ハネ
第2試合は、各チーム非常に攻めっ気の強い選手を登板してきただけあって、第1試合に引けを取らないほどに見どころ満載の対局でした。
そんな中での高宮のトップ。ファイトクラブの反撃の狼煙としては、十分といっても過言ではないでしょう。
さぁ滝沢、今度はお前の番だ!「2021シーズン役満第1号」はその手で見せてくれ!
そうそう、「本日の作戦」も少し手が加わっておりましたよ。 pic.twitter.com/FkFSXV8G2B
— KONAMI麻雀格闘倶楽部@Mリーグ【公式】 (@mfcmleague1) October 22, 2021
次戦の展望【第13節 10/25(月)】
第13節の対戦カードは、
【ドリブンズ-風林火山-アベマズ-パイレーツ】
注目ポイントは、「アベマズの復讐」です。
ドリブンズ、パイレーツ、風林火山はいずれも優勝経験のあるチーム。
そしてアベマズはこの3チームを前に、毎年ファイナルで涙を飲んでいる唯一のチームです。
アベマズにとっての目の敵がいちどうに会するこの日。
多井、白鳥、松本、日向は尋常でないほどの気合に満ち溢れて、対局に臨むことでしょう。
実況、解説は日吉&土田。
個人的には、この二人による「多井の”顔芸”と”点数申告の声”をイジるくだりが聞きたいなぁ」と、密かに期待を寄せてます。
ただ、勝利がまだない白鳥と日向にも出て欲しい気持ちだってあるし、松本の強打と荒々しい裏ドラめくりも見たいし、うーん……
いずれにしろ、楽しみが尽きない試合になることは間違いなし!
とりあえず藤田監督の采配に注目して、月曜19時を待つとしようじゃありませんか!
まったく、この季節の水、土、日曜日は憎くてしょうがありませんね。
【文中敬称略】