「卓上を駆け巡る東城に心奪われっぱなし」
Mリーグ第9節(10/18)の感想とかです。
『Mリーグ2021シーズン 第9節』10/18(月)
- 第1試合
- ドリブンズ(たろう)
- フェニックス(茅森)
- ファイトクラブ(伊達)
- パイレーツ(小林)
- 第1試合
- フェニックス(東城)
- パイレーツ(朝倉)
- ファイトクラブ(滝沢)
- ドリブンズ(村上)
『不沈艦コバゴー』まさかの2連続4着…
昨シーズン『1ラス/31試合』という驚愕の記録を達成した小林が、今季2回目の4着フィニッシュ。
早くも”2年分のラスを引いた”ことになったパイレーツの船長は、試合後のインタビューで「オリジナルの振り込みをいっぱいした気がしますね。」と語りました。
(小林剛だから放銃した。)
(小林剛以外なら”ラス回避”できたかもしれない。)
このようにも解釈できる言葉です。
「コバゴー、まさかの不振!」
「パイレーツおわったな。」
「クビになるのは一体誰!?」
SNSには心配の声が溢れかえっていますが、小林本人およびパイレーツファンにとっては余計なお世話でしょう。
そう、忘れることなかれ。
小林剛が達成した圧巻の『2020シーズン個人記録』は以下の通りです。
- 『4着回避率』:1位(1回/31試合)
- リーチ成功率:1位(69.33%)
- アガリ率:2位(26.8%)
- 個人スコア:3位(337.5pt)
- 素点:1位(182.5pt)
(参照元:Mリーグ成績速報(非公式)さん)
小林がMリーガー屈指の実力者であることは、この数字だけで容易に判断できることでしょう。
小林剛は強い。しかし、今は悪い偶然が起こっている。
それだけの話です。
この男についてあれこれ言うのは、レギュラーシーズンが終わった後にしましょう。
東城、7万点台に乗る特大初トップ!
- 流局1回(全12局中)
- 平均打点:7200点
- 4選手リーチ合計数:13回
- 2度の役満テンパイ(国士無双、四暗刻)
- ツモる場所を間違える滝沢
- からのチラ見えする赤5索
- 仏のような顔をする村上
- 多井と日吉のプロレス
見どころだらけの第2試合を制したのはフェニックス・東城。見事にMリーグ初トップを決めました。
序盤こそ滝沢が一歩リードする展開でしたが、中盤以降はまさに東城の独り舞台。
- 東4局 2000-4000(+8000)
- 南1局 6000オール(+18000)
- 南1局1本場 テンパイ連荘(+1500)
- 南1局2本場 12000(+12600)
- 南1局3本場 5800(+6700)
その後、南2局では滝沢の『国士無双』テンパイを1000点で蹴り、オーラスは自ら1000-2000をツモって勝負を決めました。
リオのカーニバルやん
— わせりん@天鳳、牌譜検討、Mリーグ (@wasetenho2) October 18, 2021
「言い得て妙」とは、まさにこのこと。
(完全に『設定6』ですね。)
第10節(10/19)
第10節の対戦カードは、
注目ポイントは「風林火山、誰が出るか」です。
『個人スコア首位』かつ『3連勝』を記録し、今やMリーグの中心選手となっている松ヶ瀬には期待大といったところ。
Mリーグ初戦ラスだったものの、「プロクイーン決定戦」で鬱憤を晴らし『気合十分』な瑠美もいます。
勝又に関しては、「いっそのこと年明けくらいまで出ない方がおもしろいかも…」と思い始めてきました。
チーム順位も102.2ptで3位と波に乗っている風林火山。
明日は一体誰が出てくるのか、そしてどんな闘牌を見せてくれるのかに注目しましょう。
【文中敬称略】